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フランス財務相「現時点で有罪の証拠を持たず」

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【パリ=作田総輝】 日産自動車会長とフランス自動車大手ルノーの 最高経営責任者(CEO)を兼務するカルロス・ ゴーン容疑者(64)の 役員報酬を巡る有価証券報告書の 虚偽記載事件は、 フランスでも衝撃を広げている。 ルノーの 筆頭株主【国際】
【パリ=作田総輝】日産自動車会長とフランス自動車大手ルノーの最高経営責任者(CEO)を兼務するカルロス・ゴーン容疑者(64)の役員報酬を巡る有価証券報告書の虚偽記載事件は、フランスでも衝撃を広げている。ルノーの筆頭株主である仏政府も国内経済への悪影響を抑えようと躍起になっている。
「現時点で我々は有罪であるという証拠を持ち合わせておらず、推定無罪の原則を尊重する」
フランスのルメール経済財務相は21日朝、前日夜に開かれたルノーの臨時取締役会でCEO代行に就任したばかりのティエリー・ボロレ氏と共同記者会見を開き、事件に対する早急な判断を避ける考えを示した。
ルメール氏は、「ルノーと日産の連合を重視する姿勢を繰り返し表明したい」とも述べ、火消しに努める姿勢を鮮明にした。日産が内部調査で得た全ての情報をルノー側に提供するよう求めたことも明らかにした。

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