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藤井竜王の王手に来場者驚く「終わっていた可能性も…」 大盤解説

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第71期ALSOK杯王将戦七番勝負の第2局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪府高槻市など共催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)が行われている高槻市で23日、前日に続いて現地大盤解説会が開かれている。
 同解説会は午前10時、市内中心部にある市立生涯学習センターで始まり、抽選で選ばれた将棋ファンら約150人が参加。副立会で新聞解説の稲葉陽八段と井 …

第71期ALSOK杯王将戦七番勝負の第2局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、大阪府高槻市など共催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)が行われている高槻市で23日、前日に続いて現地大盤解説会が開かれている。 同解説会は午前10時、市内中心部にある市立生涯学習センターで始まり、抽選で選ばれた将棋ファンら約150人が参加。副立会で新聞解説の稲葉陽八段と井上慶太九段、里見咲紀女流初段らが、渡辺明王将(37)と藤井聡太竜王(19)の指し手の狙いや形勢について解説した。 1日目は午前中、角換わりからの相早繰り銀戦型となり、速い展開で進んだものの、午後に入って長考の応酬となる。渡辺の3四角(51手目)に対し、藤井がこれまでで最長となる2時間28分を費やして8八歩(52手目)と打った。その後、渡辺が5六銀(57手目)としたところで藤井が封じて1日目を終了した。 2日目は午前9時に開始。藤井の封じ手は3五銀(58手目)だった。渡辺もすぐに4七銀、藤井も2六銀として角と飛車を取り合うなど、戦いは激しさを増している。 藤井が7九飛(66手目)と王手をかけ、渡辺が6九角(67手目)とした局面について、井上九段が「昼(昼食休憩後)に来場していたら、もう終わっていたという可能性もなくはない」と話して来場者を驚かせると、稲葉八段は「渡辺王将は(攻め駒の)角を自陣に打ったが、これは苦戦を意識しているのでは。藤井竜王はもう寄せのことを考えているかもしれない」と解説した。 現地大盤解説会は終局まで、同センターで行われている。 ※第2局の棋譜などはこちら( https://mainichi.

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