米政府が日本政府に対し、 米空軍の F22ステルス戦闘機を30日から米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に暫定配備する方針を伝えていたことが30日、 分かった。 日米軍…
米政府が日本政府に対し、米空軍のF22ステルス戦闘機を30日から米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に暫定配備する方針を伝えていたことが30日、分かった。日米軍事筋が明らかにした。配備期間は約1カ月を予定しているという。米政府は米朝首脳会談の実現に向け調整を進める一方、最新鋭機を配備することで北朝鮮に圧力をかける狙いがあるとみられる。
嘉手納基地に暫定配備されるF22は計14機。30日以降、順次嘉手納基地に飛来するという。世界最強の戦闘機と言われるF22はこれまで、訓練や移動途中の補給などで嘉手納基地にたびたび飛来している。ただ、今回のように約1カ月に及ぶ暫定配備は「最近では記憶にない」(防衛省幹部)という。