Home Japan Japan — in Japanese 大阪桐蔭、中川主将リベンジ逆転打で「悪夢の3回戦」突破!/甲子園

大阪桐蔭、中川主将リベンジ逆転打で「悪夢の3回戦」突破!/甲子園

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第100回全国高校野球選手権大会第12日第4試合(大阪桐蔭3-1高岡商、 16日、 甲子園)悪夢振り払って8強! 史上初となる2度目の 春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北…
第100回全国高校野球選手権大会第12日第4試合(大阪桐蔭3-1高岡商、16日、甲子園)悪夢振り払って8強! 史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)は高岡商(富山)に3-1で勝利し、準々決勝進出を決めた。昨年大会の同じ3回戦で、自らの守備のミスからサヨナラ負けを喫した主将の中川卓也内野手(3年)が、逆転2点打を含む2安打2打点の活躍。18日の準々決勝では浦和学院(南埼玉)と対戦する。
1年前と同じだった。第4試合の一塁側。3-1の九回二死二塁、意地を見せる高岡商に、甲子園のムードを支配されていく。“甲子園の魔物”が忍び寄る。それでも主将・中川は冷静だった。タイムを掛け、仲間を集めて言葉をかけた
「去年の二の舞には、ならないぞ!!」
いまも脳裏から消えることのない昨夏の仙台育英(宮城)戦。九回二死、自らの守備のミスから逆転サヨナラ負け。同じ3回戦。一度経験した逆境だからこそ、マウンドに集まったナインは笑顔でいられた。2番手のエース・柿木(3年)が最後の打者を空振り三振に仕留め、ゲームセット。偉業にまたひとつ、前進した。
「野球の神様にどれだけ成長したか試されている気がした。大きな成長を感じた」
昨夏の敗戦を「残酷な負け」と言い表してきた西谷浩一監督(48)も胸をなで下ろした。
主将はバットでも勝利をたぐり寄せた。0-1の三回一死一、二塁で外角直球を左中間へ逆転の2点二塁打。右手を高く突き上げた。
「(打撃は)どん底のどん底。バットも握りたくない状態だった」
北大阪大会の後半から打撃不振に陥り、今大会の1回戦・作新学院(栃木)戦でも4打数無安打。懸けている思いが強い一方、やることなすことうまくいかず落ち込んだ。救ってくれたのは、西谷監督だ。

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