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道内最大の火力発電所 1基のみ稼働も17分後ダウン

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最大で震度7を観測した北海道の 地震によって起きた大規模な停電について、 北海道電力は当時、 稼働していた道内最大の 火力発電所…
最大で震度7を観測した北海道の地震によって起きた大規模な停電について、北海道電力は当時、稼働していた道内最大の火力発電所の3基のうち1基だけは緊急停止せず、17分間、運転を続けていたことを明らかにしました。ただ電力の供給量が一気に減ったため北海道全域の停電は避けられず、北海道電力は詳しい経緯を調べることにしています。 6日、北海道で起きた地震では、震度7の揺れを観測した厚真町にある道内最大の火力発電所「苫東厚真火力発電所」の3基が停止するなどして、およそ17分後の午前3時25分に北海道全域で大規模な停電が起きました。 この3基は当時の電力需要の半分以上の合わせて165万キロワットを発電していて、北海道電力はこれまで地震の揺れによっていずれも緊急停止したと説明していましたが、35万キロワットの1号機だけ17分間、運転を続けていたことがわかったということです。 ただ130万キロワット分のほかの2基が停止したことで電力の供給量は一気に下がって需要と供給のバランスが崩れた状態が続き、結局、運転を続けた1号機も午前3時25分に運転を停止するなどした結果、北海道全域で大規模な停電が起きたということです。 北海道電力は大規模な停電に至るまでの詳しい経緯を調べることにしています。

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