19日午前4時ごろ、 仙台市宮城野区東仙台2丁目の 宮城県警仙台東署の 東仙台交番で、 30代の 男性巡査長が交番を訪れた若い男に刺され、 巡査長は約1時間後に死亡が確認された。 別の 男性巡査部長が男に3発発砲し…
19日午前4時ごろ、仙台市宮城野区東仙台2丁目の宮城県警仙台東署の東仙台交番で、30代の男性巡査長が交番を訪れた若い男に刺され、巡査長は約1時間後に死亡が確認された。別の男性巡査部長が男に3発発砲し、男も死亡した。同署は殺人未遂容疑で調べている。
県警によると、男は「落とし物を拾った」と交番を訪れた。当時交番には巡査長と巡査部長の2人がおり、当初は2人で対応。巡査部長が奥の部屋に下がったところ、怒鳴り声や争う声が聞こえたため戻ると、男が立ち上がり、刃物を持って向かってきた。巡査部長は警告したが、男が止まらなかったため、3発発砲したという。男はサブマシンガンのようなものも持っていた。巡査長の拳銃は奪われていなかったという。
近所の無職男性(80)は午前5時前、多くのパトカーが集まっているのに気づいた。「警官に『今あぶないから、家から出ないで鍵をかけて』と言われ、何も教えてくれなかった。銃声は聞こえなかった。2人亡くなったと聞いて驚いている」と話した。60代女性は「交番が近くで安全だと思っていたのに、こんなことがあるなんて怖い」と語った。