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米利上げ実施–日米間のモノの貿易を自由化する協定の交渉開始で合意

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日本時間で9月27日未明に重要なニュースが2つ入った。 米国の 中央銀行である米連邦準備制度理事会(FRB)が0.25%の 利上げを実施したことと、 日米政府が2国間の モノの 貿易を自由化する物品貿易協定(TAG)の 締結に向けて交渉を始めると正式に合意したことである。
本記事は楽天証券が提供する「 トウシル 」の「 TOP 3分でわかる!今日の投資戦略 」からの転載です。
これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。
9月26日(日本時間では27日午前3時)、米国の金融政策を決める米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表された。米国の中央銀行である米連邦準備制度理事会(FRB)は、0.25%の利上げを実施。具体的には、1.75~2.00%であったフェデラルファンド(FF)金利の誘導水準を2.00~2.25%に引き上げた。
市場は0.25%の利上げ実施をほぼ確実視していたので、サプライズ(驚き)は全くない。
今回発表されたFOMCメンバーによる先行きのFF金利予測(中央値)によると、2018年末のFF金利誘導水準は2.25~2.50%(中心は2.375%)だった。12月にもう一度、0.25%の利上げを見込んでいることになる。そうなると、2018年は3、6、9、12月と、4回の利上げが行われることになる。これは前回6月のFOMCの時の予想と同じである。

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