東京 築地市場は、 豊洲市場への 移転に伴って６日正午に営業を終え、 83年の 歴史に幕を閉じました。 市場を利用する業者たちは、 …
東京 築地市場は、豊洲市場への移転に伴って６日正午に営業を終え、83年の歴史に幕を閉じました。市場を利用する業者たちは、このあと新しい市場への引っ越しを本格化させます。 最後の営業日となった６日朝は、生マグロの卸売り場に業界関係者が集まり、築地市場への感謝の思いと移転先の豊洲市場での成功を祈って、手締めをしました。 一方、冷凍マグロの卸売り場では午前６時、鐘の音が鳴り響く中で競りが始まり、威勢のよい掛け声とともにマグロが次々と競り落とされていきました。 豊洲市場への移転をめぐっては、ガス工場の跡地だった移転先で、高い濃度の有害物質が見つかったことや、その対策工事に不備があったことなど、問題が相次ぎ、東京都の決定から17年かけてようやく移転が実現します。 ６日正午に営業を終えて83年の歴史に幕を閉じた築地市場では、業者たちが今月11日に開場する豊洲市場への大規模な引っ越しを本格化させます。
