フィギュアスケート男子、 4年ぶりに現役復帰したバンクーバーオリンピック銅メダリストの 高橋大輔選手が兵庫県で行われている近…
フィギュアスケート男子、4年ぶりに現役復帰したバンクーバーオリンピック銅メダリストの高橋大輔選手が兵庫県で行われている近畿選手権のフリーに臨み、前半のショートプログラムと合わせて復帰初戦は3位でした。 2014年のソチオリンピックのあとで現役を引退した32歳の高橋選手はことし7月、4年ぶりに現役復帰を表明し、全日本選手権の予選を兼ねた近畿選手権に出場しました。 高橋選手は7日行われた前半のショートプログラムで首位に立ち、8日の後半のフリーでは冒頭の3回転の連続ジャンプを成功させましたが、そのあとはトリプルアクセルで2回転倒するなどミスが続きました。 高橋選手は華麗なステップではファンを魅了しましたが、フリー118.54点で4位となり、ショートプログラムとの合計得点は195.82点で、復帰初戦は3位でした。 優勝は206.80点の友野一希選手でした。 高橋選手は「最低でした。現役に復帰してからの練習でもここまでボロボロな演技はしたことがありませんでした。悔しさというより今の自分の実力のなさにびっくりしています。これから4回転ジャンプも取り入れていきますが、スピンやステップで足が動くように練習していきたい」と話していました。 高橋選手は来月、名古屋市で開かれる西日本選手権に出場し、12月の全日本選手権出場を目指します。