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首相 ユネスコ事務局長と会談 改革で一致

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フランスを訪れている安倍総理大臣は、 ユネスコ=国連教育科学文化機関の アズレ事務局長と会談し、 「世界の 記憶」 事業に「南京事…
フランスを訪れている安倍総理大臣は、ユネスコ=国連教育科学文化機関のアズレ事務局長と会談し、「世界の記憶」事業に「南京事件」の資料が登録されたことなどを踏まえ、ユネスコの政治利用を防ぐ仕組み作りなど、改革を進めていくことで一致しました。 フランスを訪れている安倍総理大臣は日本時間の18日夕方、パリに本部があるユネスコ=国連教育科学文化機関のアズレ事務局長と会談しました。 ユネスコをめぐって、日本政府は3年前、世界各地に伝わる古文書などを保護する「世界の記憶」事業に「南京事件」の資料が登録されたことを受けて、政治的に中立であるべきだとして政治利用を防ぐための制度改革を求めており、会談の冒頭、安倍総理大臣は「ユネスコの『非政治化』に向けた改革を高く評価している」と述べました。 これに対して、アズレ事務局長は「日本とユネスコの関係を強化し、新しい段階への転換をともに進めていきたい」と応じ、ユネスコの政治利用を防ぐ仕組み作りなど、改革を進めていくことで一致しました。 これに先立って安倍総理大臣は、日本の文化などをフランスで紹介する催し、「ジャポニスム2018」の一環として行われている日本の縄文時代の土偶や装飾品などの展示を視察しました。

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