15日東京株終値 42円安、 2万1,803円62銭:15日の 東京株式市場は、 14日より、 42円86銭安い、 2万1,803円62銭で取引を終えた。 …
15日の東京株式市場は、14日より、42円86銭安い、2万1,803円62銭で取引を終えた。 15日の取引について、SMBC日興証券・松野利彦氏の解説です。 15日の東京株式市場は、ややさえない地合いだった。 景気減速への懸念などから、軟調な展開となったアメリカのマーケットを受けて、平均株価は前日比マイナスでの推移と、売り優勢。 もっとも、ほかのアジア株がしっかりとしていたことなどから押し目買いが入り、調整幅は限定的、平均株価上下200円と、狭い連日取引で終始している。 また、個別に値上がり銘柄数が値下がり銘柄数よりも多いという地合いだった。 セクター別には、高安まちまちながら、サービスや電力・ガスなどの内需セクターが堅調。 一方で、保険や銀行、証券など、金融セクターの下げが目立っている。 売買代金は、約2.3兆円と14日より少なく、手掛かり材料難であることを物語っていた。 さて、週末の16日も外部環境が落ち着いていれば、15日と似た相場環境が予想されるが、今週は軟調な地合いであったことから、週末のポジション調整となると買い戻しが考えられる。
