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分厚い戦力揺るがず=青学大、偉業へ前進-箱根駅伝:時事ドットコム

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NewsHub全区間首位で快走した昨年のような圧勝ではなかった。それでも青学大には、往路に主力を集めたライバルをしのぐ層の厚さがあった。エース格を複数温存した原監督は「負けることも想定していた。(2位との)33秒差はうれしい誤算」。史上6校目の総合3連覇へ力強く前進した。
トップと4秒差の4位でたすきを受けた2区のエース一色で首位を奪えなかったが、3区の秋山が流れを引き寄せた。神奈川大に38秒差の2位から13キロ付近で逆転。21.4キロを走り切ると、後続に1分半近い大差をつけた。 精神面で悩み、原監督が「全区間で一番心配だった」という秋山。不調だったが、「前で(たすきを)もらったら気持ち良く走り、後ろでも自分がヒーローになるチャンス」とプラス思考に切り替えた。原監督はそこを見極め、直前になって起用に踏み切った。 秋山の後を受けた4区の森田は区間2位。連覇の立役者となった神野大地(現コニカミノルタ)が抜けた山登りの5区でも、貞永が区間8位と粘った。故障者の代役を務めた1区の梶谷を含めて、初出場の3人が役割を果たした。「誰かがずばぬけて強いわけでなくても、優勝できるチーム」(一色)という揺るぎない強さを発揮した。 復路にも山下りで実績のある小野田、昨年区間賞の下田や田村が控える。「ドンと構えて、3連覇へチャレンジしたい」。偉業へ向け、原監督の声に力がこもった。(2017/01/02-17:52)

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