防衛省は５日午前、在日米軍が６日に沖縄県名護市沖での不時着事故を受け停止している新型輸送機オスプレイの空中給油訓練を再開すると発表した。これに関し、 稲 田 朋 美 防衛相は「防衛省として理解し、沖縄をはじめ地元に事故原因と安全対策について丁寧に説明し理解を求めていく」とのコメントを出した。 この中で稲田氏は、米側が再発防止策を全て実施したことを確認し、防衛省・自衛隊としても対策は「妥当」と評価したことを明らかにした。 在日米軍は、オスプレイの機体には問題がないとして、先月１９日に飛行を全面再開。事故原因となった空中給油は見合わせていたが、事故発生時と同様の条件を設定した地上シミュレーションを実施するなど必要な手順を終えたと防衛省に説明し、再開に理解を求めていた。（2017/01/05-10:59）
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