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「戦闘で150人死傷」と記載=機関銃射撃音、日報公表-南スーダンPKO・防衛省:

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南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に当たる陸上自衛隊の 日報問題で、 防衛省は13日、 2016年7月7~9日付の 日報などを公表した。 日報には「戦闘で約150人の 死傷者が発生」 との 記述があり、 陸自の 宿営地がある首都ジュバの 治安が急激に悪化していたことがうかがえ
南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に当たる陸上自衛隊の日報問題で、防衛省は13日、2016年7月7~9日付の日報などを公表した。日報には「戦闘で約150人の死傷者が発生」との記述があり、陸自の宿営地がある首都ジュバの治安が急激に悪化していたことがうかがえる。
政府は当時の情勢について「武力衝突」と表現しているが、現地部隊の認識と懸け離れていたことが改めて浮き彫りになった。
7月9日付の日報は、「8日夕、ジュバにおいてSPLA(大統領派)とSPLA-iO(前副大統領派)との間で戦闘が生起」「双方合わせて約150人の死傷者が発生しているもよう」などと記載されている。
また、「戦闘に関する状況」として、陸自が駐留する宿営地南西方向から「機関銃らしき射撃音15発以上」などと緊迫した情勢が記されている。深夜に「日本隊宿営地前に避難民」との記載もあり、戦闘から避難する地元住民が宿営地に押し寄せた可能性もある。
このほか、上級部隊の中央即応集団が作成した16年7月8日付の報告書「モーニングレポート」も公表した。
日報をめぐっては、防衛省は当初「破棄した」としていたが、昨年12月下旬に統合幕僚監部で見つかっていたことが判明。同省はこれまで16年7月10~12日付の日報と、同11~13日付のモーニングレポートを公表している。(2017/02/13-22:42)

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