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英上院が離脱法案を修正、成立に遅れ

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【ロンドン=岡部伸】 英上院(議員数約800)は1日、 欧州連合(EU)からの 離脱通告を行う権限をメイ首相に与える法案について、 修正を加えて賛成358、 反対256で…
【ロンドン=岡部伸】英上院(議員数約800)は1日、欧州連合(EU)からの離脱通告を行う権限をメイ首相に与える法案について、修正を加えて賛成358、反対256で可決した。下院に差し戻され、法案成立は予定されていた7日より遅れる見通しとなった。英政府が目指す3月末までの離脱通告の日程に影響が出る可能性もある。 修正案は、離脱通告後3カ月以内に、英国内に住むEU市民に離脱後も権利を保障することなどを政府に義務付ける内容。 貴族などで構成する上院は、労働党など野党が全体の3割強、無所属が2割を占め、与党保守党は過半数割れの状態。非公選の上院議員は国民投票の結果に縛られないため、野党議員らが賛成して修正された。 下院での再審議は13日から数日間の日程で行われる。政府側は、保守党が過半数を占める下院で修正を否決し、下院を通過した元の法案の可決を目指す。その場合、上院での再審議が必要となる。 ただ、上院でも国民投票で示された民意を尊重すべしとの意見も目立つため、最終的には原案で可決、成立するとの見方が有力だ。ロイター通信は、離脱通告時期は遅れる見通しながら、3月末までの通告自体が頓挫する可能性は低いとしている。

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