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温暖化対策見直しの米大統領令に批判相次ぐ

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アメリカの トランプ大統領が地球温暖化対策を全面的に見直すための 大統領令を出したことについて、 野党・ 民主党や環境保護団体などから批判の 声が相次…
アメリカのトランプ大統領が地球温暖化対策を全面的に見直すための大統領令を出したことについて、野党・民主党や環境保護団体などから批判の声が相次いでいるほか、抗議デモも行われるなど、波紋が広がっています。 トランプ大統領は28日、規制を撤廃し国内の雇用を創出するなどとしてオバマ前政権が進めてきた地球温暖化対策を全面的に見直すための大統領令に署名しました。これによってアメリカの温暖化対策は大きく後退すると見られています。 大統領令について、野党・民主党の上院トップ、シューマー院内総務は声明を発表し、「トランプ政権は、石油産業を優先し、国民の健康や地球の将来を後回しにしている」と批判しました。また、地球温暖化に警鐘を鳴らす活動を続けてきたゴア元副大統領も「誤った措置だ。世界のリーダーとしてアメリカは気候変動の解決に関わることが重要だ」と批判する声明を出しました。 一方、首都ワシントンのホワイトハウスの前では、大統領令が出された28日、およそ150人が集まり抗議デモが行われました。デモに参加した女性は「大統領令はアメリカの環境対策を後退させるものだ。環境汚染が進めば、子どもたちの健康が損なわれる。大統領は未来のことを考えて行動してほしい」と話していました。 このほか環境保護団体や科学者たちでつくる団体などからも批判の声が相次いでいて、温暖化対策を見直す大統領令をめぐり波紋が広がっています。

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