米大リーグ・ カブスを解雇され、 福岡ソフトバンクホークスに復帰した川崎宗則内野手（３５）が１日、 福岡市の ヤフオクドームで入団会見を開いた。 ６年ぶりに古巣に戻った川崎は「福岡が大好き。 ２０１１年に大リーグに挑戦した時にはこういう形で帰ってくるとは思わなかった。 福岡の たくさんの 人の 思いがあったから」 と感想を語った。 背番号は５２。
米大リーグ・カブスを解雇され、福岡ソフトバンクホークスに復帰した川崎宗則内野手（３５）が１日、福岡市のヤフオクドームで入団会見を開いた。６年ぶりに古巣に戻った川崎は「福岡が大好き。２０１１年に大リーグに挑戦した時にはこういう形で帰ってくるとは思わなかった。福岡のたくさんの人の思いがあったから」と感想を語った。背番号は５２。
鹿児島県出身の川崎は、００年に鹿児島工高からダイエー（現ソフトバンク）にドラフト４位で入団。０４年に最多安打と盗塁王のタイトルを獲得し、ベストナインにも２度選ばれた。１１年オフに海外フリーエージェント権を行使して渡米。マリナーズ、ブルージェイズ、カブスと渡り歩いた。今季もカブスとマイナー契約を結び、メジャーのキャンプに招待選手として参加していたが、３月２８日に解雇が決まった。大リーグ５年間の通算成績は、２７６試合に出場して１５０安打、打率は２割３分７厘だった。プレー以外でも片言の英語で積極的にインタビューに答えるなど、陽気な性格で人気者だった。
ソフトバンクは川崎の渡米後も川崎がつけていた背番号「５２」を空けてオファーを続けてきた。川崎がカブスから解雇されると、真っ先に連絡を取ったという。日本一奪回を掲げるチームの、ムードメーカーとして期待がかかる。【角田直哉】
