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新国立競技場 五輪・パラ後は「球技専用」で協議

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2020年東京オリンピック・ パラリンピックの メインスタジアムとなる新国立競技場について、 運営や管理を検討している作業チームは、 大会後の 利用に…
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場について、運営や管理を検討している作業チームは、大会後の利用について、陸上競技ではなく、サッカーやラグビーの球技専用の競技場とする方向で、今後協議を行うことになりました。 東京・新宿区で建設が進む新国立競技場は、3年後の東京オリンピック・パラリンピックで開会式や閉会式の会場となるほか、陸上とサッカーなどで使用される予定で、大会のメインスタジアムとなります。 大会後の運営や管理、利用方法は、国や日本スポーツ振興センターによる作業チームが検討していて、陸上競技場とするか、サッカーなどの球技専用の競技場とするかが焦点になっていました。 作業チームは26日、日本陸上競技連盟と意見交換を行い、この中で、陸上の国際大会を開くために必要な「サブトラック」を近隣に常設するのが難しいほか、球技専用とすればトラックの部分に観客席を増設することができ、フィールドと観客席の距離が近くなるうえ、施設の維持費に充てられる入場料収入が多くなるなどメリットがあるとして、球技専用として利用する方向で議論を進めたいという意見を示しました。 これに対して陸連側は「サブトラックが無ければ選手の安全性を確保できないので、作業チームの判断を了承する」と回答し、この結果、新国立競技場は東京オリンピックとパラリンピックのあとは、球技専用の競技場として利用する方向で調整することになりました。 作業チームは、今後、各競技団体と協議を重ねたうえで政府に報告し、ことし9月にも開かれる関係閣僚会議で正式に決定する見通しです。

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