2日午前の 東京株式市場で日経平均株価は続伸した。 午前の 終値は82円87銭(0.41%)高い2万0068円66銭だった。 米アップルが1日夕に発表した2017年4~6月期決算は増収増益だった。 アップル向
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。午前の終値は82円87銭(0.41%)高い2万0068円66銭だった。米アップルが1日夕に発表した2017年4~6月期決算は増収増益だった。アップル向け出荷が増えるとの見方から電子部品大手が買われた。1日の米国市場でナスダック総合株価指数が4営業日ぶりに上昇したことも投資家心理の改善につながった。 日経平均の上げ幅は一時117円程度まで広がった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。ただ、「直近まで上昇していた銘柄や中小型株には利益確定売りが出た」(国内証券のアナリスト)という。東証1部の値下がり銘柄が1000を超え、指数の上値を抑える場面もあった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1613億円だった。売買高は8億2783万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1041と全体の52%を占めた。値下がりは848、変わらずは131だった。 米アップルの製品販売が堅調だったことを受け、 日電産 が上場来高値まで上昇した。 村田製 や 太陽誘電 も買われた。米国で金融規制の緩和期待が高まり、 三菱UFJ は上昇した。今期大幅経常増益を見込む JFE は大幅に反発。 KDDI も買われた。一方、 日本ハム や 住友電 、 ニチレイ 、 ヤマトHD が下げた。 ソニー は一時上昇する場面があったが、利益確定売りが優勢で午前は下げて取引を終えた。 東証2部株価指数は反落した。 東芝 や シャープ が下げ、 朝日インテク や DACHD 、 リミックス が上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕