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前原、枝野代表選一騎打ちと言う割には盛り上がらない

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いったい民進党が誰の ために、 何の 実現を目指した政党なの かがよくわかりませんが、 前原さんと枝野さんで代表戦は一騎打ちだそうです。 一騎打ちというわりには盛り上がりに欠けていることが今の 民進党を象徴しているように感じます。 だから焦点が野党共闘の あり方の 議論になってし
いったい民進党が誰のために、何の実現を目指した政党なのかがよくわかりませんが、前原さんと枝野さんで代表戦は一騎打ちだそうです。一騎打ちというわりには盛り上がりに欠けていることが今の民進党を象徴しているように感じます。だから焦点が野党共闘のあり方の議論になってしまうのでしょうか。
共産党と共闘しなければ、批判票がわかれ、不利になるという発想もあるようですが、それこそ国民第一主義ではなく、政党のエゴであり、国民の共感を広げることができるとは到底思えません。
それよりは、前原さんや枝野さんがどんな政党づくりを目指して再構築してもらえるのかです。
ただ、「ALL FOR ALL(みんんがみんなのために)」という理念は、まだ消化されていない感が否めません。例として、5項目が挙げられていましたが、どうでしょうね。
①国民負担率を段階的に50%まで引き上げる。
→約30兆円の財源を捻出し、財政健全化及び再分配政策を行う。
②教育の無償化を実現。
③減らない基礎年金を実現。(基礎年金をマクロ経済スライドから外す)
④安心して子どもを産み育てることができる社会を実現するため、あらゆる政策を動員。
⑤介護士・保育士の処遇改善。
国民負担率をあげるといいますが、それは国が国民の信頼を受けているのかどうかで決まります。それほど信頼を得ているかは怪しいですね。そのための前提が必要です。
教育の無償化もどうなんでしょうか。所得の高い家庭のほうが高学歴で、所得によって将来が決まってしまう現実がたしかに課題です。しかしそれを無償化して変えるという発想もあれば、所得が高く、いい教育を受けたければ、それなりに負担してもらい、そのかわりに、低所得でもいい教育を受けることができる環境をつくるほうがいいように思います。
「ALL FOR ALL(みんんがみんなのために)」にしても、なにか作文に感じてしまうのです。そんな作文よりは、日本の将来を明るくするためには、日本がどう変わる必要があり、また何を変えればいいのか、もっと実感のある言葉で語ってもらいたいのです。理屈よりはハートを感じさせてほしいのです。
枝野さんの目指す民進党では、安倍内閣に異を唱えるだけの野党になってしまいかねない危うさを感じますが、それでは、安倍内閣ももう終わりそうなので、枝野さんも同時に存在意義を失いそうです。
まあ枝野さんで野党が一致団結するよりも、前原さんが代表になって、党が分裂したほうが、野党の再編につながって、政治がわかりやすくなってくるようにも感じます。
民進党は空中分解? 前原民進党で、自民党の援護射撃のため自ら落選を引き受けます! (1/2)

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