Home Japan Japan — in Japanese 拉致被害者家族 早期帰国実現へ政府の取り組み注視

拉致被害者家族 早期帰国実現へ政府の取り組み注視

89
0
SHARE

6日、 トランプ大統領と面会した拉致被害者の 家族は北朝鮮に対する強いメッセージになったと評価する一方、 「面会その もの はゴールではない」 として、 …
6日、トランプ大統領と面会した拉致被害者の家族は北朝鮮に対する強いメッセージになったと評価する一方、「面会そのものはゴールではない」として、被害者の早期帰国につながる今後の日本政府の取り組みを注視していくことにしています。 北朝鮮に拉致された被害者の家族は6日、アメリカのトランプ大統領と面会し、それぞれの家族が抱える悲しみを伝えるとともに、被害者の1日も早い帰国に向けた協力を求めました。 面会について家族の間からは、キム・ジョンウン(金正恩)政権への強いメッセージになったという声や、北朝鮮をめぐる国際社会の議論から拉致問題が置き去りにされるのを防ぐ布石になったと評価する受け止めが出ています。 その一方で、「大統領との面会がゴールではない」として日本政府の取り組みを求める声も強まっていて、6日の記者会見で、家族会代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは「政府はこの機会をむだにせず、北朝鮮を協議の場に引き出す戦略的な取り組みを進めてほしい」と念押ししたほか横田めぐみさんの母親の早紀江さんも「拉致問題は政府、外交の問題であり、本当に知恵を絞ってほしい」と求めました。 拉致問題は最初の事件の発生からすでに40年が経過していて、家族は被害者の早期帰国につながる今後の政府の取り組みを注視していくことにしています。

Continue reading...