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北朝鮮弾道ミサイルは「かなりの能力」 小野寺防衛相

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小野寺五典防衛相は30日午前、 北朝鮮が29日に発射した弾道ミサイルについて、 「新型の ICBM(大陸間弾道ミサイル)級」 との 分析結果を明らかにした。 「かなりの 能力を持ったミサイル」 と述べ、 警戒を続ける…
小野寺五典防衛相は30日午前、北朝鮮が29日に発射した弾道ミサイルについて、「新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)級」との分析結果を明らかにした。「かなりの能力を持ったミサイル」と述べ、警戒を続ける考えを強調した。参院予算委員会で青山繁晴氏(自民)の質問に答えた。 北朝鮮は今年7月にICBM「火星14」を発射し、29日に発射したミサイルについては新型の「火星15」だと発表した。北朝鮮メディアは30日、発射した様子などを写した写真を報道した。 参院予算委で小野寺氏は写真などを分析した結果、移動式の発射台がこれまでと異なっていると説明。弾頭の先頭も丸みを帯び、これまでとは形状が違うことも踏まえ、「新型のICBM級の弾道ミサイルだったと考えられる」と述べた。また、今回発射された弾道ミサイルは2段式で、液体燃料の特徴である直線状の炎などが確認できるとした。 一方、河野太郎外相は同委で、北朝鮮が9月15日以来、約2カ月ぶりに弾道ミサイル発射に踏み切ったことについて「この2カ月間、北朝鮮は新しいエンジンのテストなどを繰り返し、発射の準備をしていたことが明らかになった」とした。また、「(弾道ミサイル発射などを)自制をする意図がないということははっきりした」と指摘。北朝鮮に影響力があり、国連安全保障理事会の常任理事国でもある中国やロシアとも連携していく考えを強調した。

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