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JR東海社長 台車亀裂「運行に問題ないと引き継ぎ」

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博多から東京に向かっていた東海道・ 山陽新幹線の 台車に亀裂が見つかった問題で、 JR東海の 柘植康英社長が20日、 記者会見し、 新大阪駅でJR西日本…
博多から東京に向かっていた東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で、JR東海の柘植康英社長が20日、記者会見し、新大阪駅でJR西日本から運行が切り替わった際、「運行に問題ないといった内容の話を引き継いでいた」と述べました。 JRは、引き継ぎが適切に行われていたのか、詳しい経緯を調べています。 今月11日、博多から東京に向かっていた東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題では、小倉駅で乗務員が異臭に気付いたあと、岡山駅から保守担当の社員3人が乗り込んで異音を確認していました。 しかし、新大阪駅で運転士や車掌がJR西日本からJR東海に交代したあとも運行が続けられ、名古屋駅に到着するまで列車を止めて車両を調査することはありませんでした。 新大阪駅での引き継ぎについて、JR東海の柘植社長は20日の記者会見で、「JR西日本から運行に問題ないといった内容の話を引き継いでいた。しかし、京都駅を過ぎたところで異臭があり、車両の専門家を名古屋駅に緊急出動させて点検した。引き継ぎ後の対応は適切だったと思うが、新大阪駅で床下点検をしてほしかった」と述べました。 JR西日本の調査で、岡山駅から乗り込んだ保守担当の社員が「列車を止めて調査する必要があると思った」との認識を示していたことがわかっていて、JRは、新大阪駅での引き継ぎが適切に行われたのか、乗務員から事情を聴くなどして詳しい経緯を調べています。

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