陸上自衛隊の イラク派遣の 日報問題をめぐり、 与野党の 国会対策委員長が会談し、 野党側がこの 問題をテーマに衆議院予算委員会の 集…
陸上自衛隊のイラク派遣の日報問題をめぐり、与野党の国会対策委員長が会談し、野党側がこの問題をテーマに衆議院予算委員会の集中審議を行うよう求めたのに対し、与党側は今後の審議を見極めて判断する考えを伝えました。 これを受けて、５日の衆議院本会議を欠席した野党６党は、６日の審議に応じることになりました。 会談には与野党９党の国会対策委員長が出席し、陸上自衛隊のイラク派遣の日報問題をめぐり、今後の国会対応を協議しました。 この中で立憲民主党などは、「かつてない重大な事態であり、真相解明は国会の責務だ」として、衆議院の予算委員会や安全保障委員会で集中審議を行うことや、日報が見つかった当時の稲田元防衛大臣や黒江前防衛事務次官、岡部前陸上幕僚長らの国会招致を求めました。 これに対し与党側は「国民の信頼を揺るがすもので、与党としても真相究明と再発防止に取り組みたい」として、来週、衆議院安全保障委員会を２回開くとともに、１１日に予定されている予算委員会の集中審議などの状況を見極めて、さらに集中審議が必要かどうか判断したいと応じました。 また、稲田元大臣らの国会招致については、それぞれの委員会で協議したいという考えを伝えました。 これを受けて、５日の衆議院本会議を欠席した野党６党は「徹底的に真相究明すべきだという認識は共有できた」として、６日の審議に応じることになりました。
