東京消防庁は2日、元日に餅を食べてのどに詰まらせるなどして管内で14人が病院に運ばれ、うち2人が死亡、7人が意識不明などの重体になったと発表した。同庁は、餅は細かく切り、ゆっくりかんで食べるよう注意を促している。
同庁によると、1日に搬送されたのは28歳~89歳の男女14人。板橋区では午後1時10分ごろ、男性(81)が自宅で雑煮の餅を食べた際にのどに詰まらせ、搬送先の病院で死亡した。北区でも午後1時半ごろ、男性(60)が餅をのどに詰まらせて心肺停止状態になり、死亡したという。
同庁は、のどに餅を詰まらせた場合は119番通報をするとともに、意識がある場合は胸か下あごを支えてうつむかせ、背中を強くたたいて吐き出させるなどの対応をとり、意識がない場合は心臓マッサージなどで回復させ、餅を吐き出させるよう呼びかけている。
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