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前場の日経平均は3日続落、円高嫌気し一時160円超安

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NewsHub[東京 18日 ロイター] – 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比37円08銭安の1万8776円45銭となり、3日続落した。ドル/円が一時112円台まで円高方向に振れたことで、序盤から売りが優勢の展開だった。押し目買いでプラス圏に浮上する場面もあったが、買いは続かず再度軟化。前日比で160円を超す下げとなった後は、日銀によるETF(上場投信)買いへの思惑などを背景に下げ幅を縮小した。 米国市場での金融セクター安の流れを引き継ぎ、銀行株が軟調。ただ業種別指数の証券業は売り先行後は持ち直し、前日とほぼ変わらずの水準で午前の取引を終了した。東証1部の午前の売買代金は1兆円を上回った。 市場からは「価格帯別累積売買高は、日経平均が1万9000円を下回ったところは、1万8500円までやや少ない。目先は調整が警戒されるが、売買代金はまずまずで押し目買いの動きも現れている」(内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏)との声が聞かれた。 東証1部騰落数は、値上がり431銘柄に対し、値下がりが1463銘柄、変わらずが107銘柄だった。

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