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東証大引け、3日ぶり反発 円高一服を好感 海外勢が押し目買い

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NewsHub18日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比80円84銭(0.43%)高の1万8894円37銭だった。午後に外国為替市場で円高進行が一服し、投資家心理が改善した。株価指数先物への買い戻しが増え、現物株への裁定買いを誘った。 「目先の調整が一巡したとの見方から海外投資家の買いが入った」(日本アジア証券の清水三津雄エクイティ・ストラテジスト)との声があった。日経平均は前日までの2日間で約470円下げていたため、下値では短期的な自律反発を見込んだ買い戻しも入りやすかった。 午前はトランプ次期米大統領によるドル高けん制発言の報道を受け、円高・ドル安が進行。輸出関連株を中心に売りが広がり、日経平均は下げ幅を一時150円に広げる場面があった。 JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反発し、47.45ポイント高の1万3563.75で終えた。東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発した。終値は4.76ポイント(0.32%)高の1513.86だった。 東証1部の売買代金は概算で2兆2282億円、売買高は18億1826万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は929、値下がりは928、変わらずは145だった。 業績改善への期待が根強い 信越化 が買われ、2007年7月13日以来およそ9年半ぶりに上場来高値を更新した。鋼材の値上げを表明した 新日鉄住金 のほか、 JFE や 神戸鋼 など鉄鋼株にも買いが集まった。 トヨタ や 富士重 、 ホンダ など自動車株の一角も上昇した。 半面、 武田 や 大日本住友 、 エーザイ など医薬品株が売られた。 住友ゴ や ブリヂストン などゴム製品も安い。 三菱UFJ や ソニー 、 菱地所 が下落した。 東証2部株価指数は小幅に3日続落した。 シャープ 、 フライトHD 、 マーキュリア が下落し、 Jトラスト や フュトレック 、 朝日インテク が上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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