１９日夕方、栃木県栃木市の渡良瀬遊水地の貯水池で、水質を測定する装置の点検などをしていた男性２人が浮いているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。 １９日午後５時半すぎ、栃木市藤岡町の渡良瀬遊水地の第一貯水池で男性２人が浮いているのを、遊水地を管理する国土交通省の職員が見つけ、消防に通報しました。 ２人は消防に引き上げられ、病院に搬送されましたが、死亡しました。 警察によりますと、死亡したのは茨城県守谷市の橘義則さん（５５）と、東京・江東区の枝久保卓也さん（２５）です。 警察によりますと、２人は、見つかった際、ライフジャケットを身に着けていて、近くには、無人の小型のボートが浮かんでいたということです。 ２人はいずれも埼玉県にある会社の社員で、国土交通省の委託を受けて、１９日午前中からボートで貯水池に設置された水質を測定する装置の点検などをしていたということです。 警察は、２人が作業中に誤ってボートから転落したと見て詳しい状況を調べています。
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