【ニューヨーク共同】 米ニューヨークのケネディ国際空港で空路到着後に拘束されていたイラク人の難民１人が２８日、解放され入国した。ＣＮＮテレビは米政府高官の話として、もう１人も解放される見通しだと報じた。一方、民主党のナドラー下院議員は１１人の難民が依然、同空港で拘束されているとの情報があると明らかにした。 拘束は全ての国からの難民受け入れを１２０日間凍結や、イラクなどイスラム圏７カ国の一般市民の入国も９０日間禁止するトランプ大統領の大統領令を受けた措置とみられる。早くも混乱が露呈した格好で、大統領令は違法との批判も高まりそうだ。
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