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電通、社長に山本常務=違法労働問題で経営刷新

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NewsHub山本敏博・ 電 通 新社長
大手広告代理店の電 通は19日、臨時取締役会を開き、違法な長時間労働問題で引責辞任を表明した石井直社長(65)の後任に、山本敏博常務執行役員(58)が23日付で就く人事を決めた。山本氏は「最優先の経営課題は労働環境の改革。強い決意の下、社員と共に改善施策を着実に遂行する」とのコメントを発表した。 電 通はまた、中本祥一副社長(66)と高田佳夫専務(61)に代表権を付与。石井社長は社長退任後も3月末の定時株主総会まで取締役にとどまる。 新入社員だった高橋まつりさん=当時(24)=の過労自殺に関し、電 通は昨年12月に東京労働局から労働基準法違反の疑いで書類送検され、今月18日に幹部5人の減給処分を発表。インターネット広告をめぐる不適切取引をめぐっては、17人の減給処分を17日に公表した。 山本氏はネット広告の問題で処分対象となった。電 通は後任社長の人選に関して、「労働環境改革を着実に進める上で最善の選択が何か議論を尽くし、取締役会の総意として決定した」(幹部)と説明した。(2017/01/19-17:18)

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