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韓国「正しい政党」が旗揚げ、与党セヌリ党からの離党議員ら

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NewsHub【ソウル=名村隆寛】韓国の与党セヌリ党を集団離党した議員らによる保守系新党「正しい政党」が24日、発足し、ソウル市内で結党大会を開いた。同党は、セヌリ党で朴槿恵(パク・クネ)大統領と距離を置いていた「非朴派」の議員ら31人で構成。国会での第4勢力となった。 大会に先立ち、党代表に鄭柄国(チョン・ヒョングク)結党準備委員長を選出し、呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長らを最高委員に選んだ。大会で鄭代表は「にせの保守(セヌリ党)を排撃し、保守の真の価値を守り、保守の名誉を回復する」とセヌリ党との決別を強調した。また、セヌリ党脱党の中心となった金武星(キム・ムソン)元同党代表は「セヌリ党は少数の親朴派が牛耳る“朴槿恵私党”となった」と訴えた。 韓国国会の勢力は、左派の最大野党「共に民主党」(議席数121)が第1党で、これにセヌリ党(同96)と中道左派の「国民の党」(同38)、「正しい政党」が続く。国会で院内交渉権を持つ政党が4つになるのは、1990年以来27年ぶり。 セヌリ党非主流派からは「正しい政党」の発足に合わせ、新たな離党者が出ており、同党では今後、離党と「正しい政党」への入党を呼びかけていく方針だ。 一方、同党では大統領選挙に向けた動きも見られ、南景弼(ナムギョンピル)京畿道知事と非朴派の中心人物だった劉承●(=日へんに文)(ユ・スンミン)議員が今週、出馬を表明する見通し。また、事実上、出馬表明をしている潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長の擁立も取り沙汰されており、見通しは流動的だ。

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