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NHK、計21人を処分 運営費着服とタクシー券不正

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NewsHubNHKは20日、横浜放送局で受信料の収納を担当する営業部の40代の男性職員が部の運営費を着服した問題で、着服額が計約51万円だったと発表した。また内部調査開始直後に自殺した男性職員の上司だった同局営業部長ら計10人を訓告や厳重注意の処分とした。 NHKによると、男性職員は2015年5月~16年8月、受信料の過払い分を視聴者に払い戻すよう装った架空の伝票を作り、11回にわたって部の運営費から自分の銀行口座に振り込んでいた。本来の手続きでは伝票に承認担当者らの押印が必要だが、勝手に押印していたとみられるという。 またNHKは同日、福島放送局の20代の男性記者が業務用のタクシーチケットを不正使用したほか、時間外手当を不正受給していた問題で、不正額は計約24万7千円だったと発表した。この記者を停職2カ月の懲戒処分とし、同局放送部副部長ら10人を出勤停止3日や減給などの処分とした。 NHKは両事案について、管理者らによるチェック機能が働いていなかったとして、受信料の収納業務の運用やタクシーチケット使用のルールなどを見直すとしている。

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