■前原誠司・ 元外相(民進党) (日本が)今まで相当な金融緩和をしても米国は円安を受け入れる環境にあったが、 トランプ大統領になってから金融緩和をしても効かなくなる。 円を安くすることが効かなくなった場合、 …
■前原誠司・元外相(民進党)
(日本が)今まで相当な金融緩和をしても米国は円安を受け入れる環境にあったが、トランプ大統領になってから金融緩和をしても効かなくなる。円を安くすることが効かなくなった場合、アベノミクスをふかせるといってもアベノミクスは金融緩和だから、ふかすものがない。そうなると今度は財政出動となり、泥沼にはまっていくのではないか。これからどんな変化が起きるかしっかり見ながら、我々も批判だけでなく、しっかりとした対応策を提示していきたい。
(日米安全保障条約第5条の尖閣諸島への適用は)額面通り受け止めるべきではない。どういう状況になったときに、それが実効あるものになるか。米国はそんなに簡単ではない。(中国による)領海侵犯など様々なチャレンジが増えていくなか、まず日本だけでしっかりと食い止める努力なくして、いきなり『米国お願いしますよ』ということはあり得ない。自らの主権は自ら守るということを、しっかりやらないと。米国が共同声明に書いてくれたから安心だ、ということにはならない。(TBSの番組収録で)
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