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京都府立医大 暴力団との関係指摘の学長に辞任勧告

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京都府立医科大学附属病院の 医師らが、 暴力団幹部の 健康状態について事実と異なる報告書を作成した疑いがもたれている事件に関連して、 大学は、 この 暴…
京都府立医科大学附属病院の医師らが、暴力団幹部の健康状態について事実と異なる報告書を作成した疑いがもたれている事件に関連して、大学は、この暴力団幹部との関係が指摘されている吉川敏一学長に辞任を勧告しました。 この事件は、京都府立医科大学附属病院の医師らが、実刑判決が確定した、指定暴力団・山口組傘下の淡海一家の総長、高山義友希受刑者(60)の健康状態について、事実と異なる内容の報告書を作成した疑いが持たれているもので、警察が病院などを捜索して捜査を進めています。 大学の吉川敏一学長は、高山総長と飲食店で2回ほど会ったことを認めたうえで、「偶然だった」などとして、親密な関係ではないと主張しています。 これについて、大学は、23日、学内の評議会で協議した結果、吉川学長の道義的な責任は重いとして、全会一致で辞任を勧告することを決め、24日、弁護士に文書を送りました。 今月27日の正午までに回答するよう求めています。 大学は、吉川学長が辞任を拒否した場合などは、学内の学長選考会議に解任を求めることにしています。 一方、吉川学長の代理人を務める辻孝司弁護士は、NHKの取材に対し、「代理人として辞任勧告を受け取ったが、本人がまだ読んでいないので、コメントできない」と話しています。

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