佐賀県は4日、同県江北町の養鶏場で複数の鶏が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、毒性が強い高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5亜型」を検出したと発表した。 県は家畜伝染病予防法に基づき、発生養鶏場と、同じ農家が管理する北西に約900メートル離れた関連養鶏場の計約6万9000羽の殺処分を始めた。 ウイルス検出を受け、県は、二つの養鶏場からそれぞれ半径3キロ圏内(4戸、約5万8000羽)を鶏や卵の移動制限区域、半径3~10キロ圏内(12戸、約9万8000羽)を域外への持ち出しを禁じる搬出制限区域に設定した。 また、殺処分などの防疫措置に当たるため、県職員や自衛隊員ら約300人を現地へ派遣した。
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