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母妹放火殺害 長男に無期懲役の判決 大分地裁

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3年前、 大分県豊後高田市の 住宅に火をつけ、 母親と妹を殺害したとして、 放火と殺人の 罪に問われた32歳の 長男に、 大分地方裁判所は「残酷な殺害方法…
3年前、大分県豊後高田市の住宅に火をつけ、母親と妹を殺害したとして、放火と殺人の罪に問われた32歳の長男に、大分地方裁判所は「残酷な殺害方法で、一定の計画性も認められ、刑事責任は極めて重い」として、検察の求刑どおり、無期懲役の判決を言い渡しました。 大分県中津市の無職、溝部和也被告(32)は、平成26年12月、豊後高田市にある住宅に火をつけて全焼させ、2階で寝ていた母親と妹の2人を殺害したとして、放火と殺人の罪に問われました。 これまでの裁判員裁判で、被告の弁護士は「火をつけておらず、失火の可能性がある」などと無罪を主張していました。 13日の判決で、大分地方裁判所の今泉裕登裁判長は、「火災の専門家の証言などから電気のショートや漏電などの可能性はなく、被告は保険金を得る目的で2人を殺害しようと、1階の居間に火をつけた」と指摘しました。そのうえで、「2人が就寝中に火をつけるという残酷な殺害方法で、一定の計画性も認められ、刑事責任は極めて重い」として、検察の求刑どおり、無期懲役を言い渡しました。 一方、被告側は、判決を不服として直ちに控訴する手続きをとりました。

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