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独 メルケル首相 2党統一の首相候補として連邦議会選挙へ

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NewsHubドイツのメルケル首相は、寛容な難民受け入れ政策に批判的な連立政党と結束し、2党統一の首相候補として9月に行われる連邦議会選挙に臨むことになり、選挙戦は連立内に意見の隔たりを抱えながらの難しいものとなりそうです。 ドイツのメルケル首相率いるCDU=キリスト教民主同盟と、連立を組むCSU=キリスト教社会同盟の2党の幹部は、6日、ミュンヘンで合同の会議を開き、4期目を目指すメルケル首相を統一の首相候補として9月に行われる連邦議会選挙に臨むことを決めました。 ドイツでは、おととし、89万人の難民や移民が流入し、メルケル首相は「政府は人の流入を管理し、数が減るよう取り組んできた」と述べ、難民の流入を抑制しながらも数に制限は設けない姿勢ですが、CSUは1年間に受け入れる難民の数を20万人に制限すべきだとしてメルケル首相を批判していて、連立内に意見の隔たりを抱えながら選挙戦に臨むことになりました。 背景には、メルケル首相の支持率の低下が指摘されていて、6日に発表された最新の世論調査では、ヨーロッパ議会のシュルツ前議長を首相候補に選んだ中道左派の社会民主党の支持率が31%と、メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟の30%を上回っていて、選挙戦は難しいものとなりそうです。

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