【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、追加利上げの見送りを決めた。昨年12月の利上げの効果やトランプ政権の経済政策を見極める必要があると判断した。 会合後に公表した声明は、巨額のインフラ投資などトランプ政権の政策への期待を背景に「最近、消費者や企業の景況感が上向いた」とした。「緩やかに金利を引き上げていく」との方針は維持しており、FRBは雇用や物価の動向をにらみながら、利上げ時期を慎重に探る。
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