【キャンベラ時事】 陸上男子の 桐生祥秀(東洋大)と山県亮太(セイコー)が11日、 オーストラリアの キャンベラで行われた競技会の 100メートルに出場して2レースずつ走り、 1レース目に桐生は10秒04(追い風1.4メートル)、 山県は10秒06(同1.3メートル)をマ
【キャンベラ時事】陸上男子の桐生祥秀(東洋大)と山県亮太(セイコー)が11日、オーストラリアのキャンベラで行われた競技会の100メートルに出場して2レースずつ走り、1レース目に桐生は10秒04(追い風1.4メートル)、山県は10秒06(同1.3メートル)をマークした。 2レース目は2人がともに走り、山県が10秒08で1位、桐生が10秒19で2位(向かい風0.1メートル)だった。 リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの桐生と山県は豪州で2月下旬から合同合宿を行い、ともに今回が今季初レース。10秒00の日本記録の更新、日本人初の9秒台突入は持ち越したが、ともに好タイムを出して今後へ期待が高まった。 桐生は好条件の1レース目に反応良くスタートを決め、スムーズに加速。「3月の調整段階で今回のタイムだったから、夏にはもっといいタイムを出せる」と自信を深めた。山県は持ち前の好スタートから中盤以降も力強い走り。「昨年に比べて中盤の加速力がついた。地力が上がっており(10秒)0台に満足しなくなった」と手応えを感じた様子で、今年の目標として「まずは9秒台」と言葉に力を込めた。 桐生と山県は、8月のロンドン世界選手権の男子100メートル参加標準記録(10秒12)を今回のレースでともにクリアした。 (2017/03/11-18:50)
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