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米国:フリン前大統領補佐官 露企業から5.6万ドル

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【ワシントン西田進一郎】 米下院監視・ 政府改革委員会の 民主党筆頭理事、 カミングス議員は16日、 2月に辞任したフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が就任前にロシア3企業から計約5万6000ドル(約634万円)の 支払いを受けていたことを明らかにした。 カミングス氏は、 就任時の 身元調査でフリン氏がこれらの 事実を明らかにしていたか、 トランプ大統領やコミー連邦捜査局(FBI)長官らにただす書簡を送った。
【ワシントン西田進一郎】米下院監視・政府改革委員会の民主党筆頭理事、カミングス議員は16日、2月に辞任したフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が就任前にロシア3企業から計約5万6000ドル(約634万円)の支払いを受けていたことを明らかにした。カミングス氏は、就任時の身元調査でフリン氏がこれらの事実を明らかにしていたか、トランプ大統領やコミー連邦捜査局(FBI)長官らにただす書簡を送った。
カミングス氏の資料によると、フリン氏は2015年12月にロシア政府系報道機関「RT」からモスクワでの講演の謝礼として3万3750ドルを受け取った。同年7月にはロシアの貨物航空会社「ボルガ・ドニエプル航空」と、コンピューターセキュリティー会社「カスペルスキー」から、いずれも講演の謝礼として1万1250ドルを受け取っていた。RTは米情報機関がロシア政府の指示で米政府の信頼を損ねる活動をしていると指摘している。
フリン氏は14年に米国防情報局長を解任され、16年の大統領選中にトランプ氏の外交・安全保障問題の顧問に就任した。それ以前のロシアでの講演に関し、フリン氏はロシアからは金を受け取っていないと説明していた。
フリン氏を巡っては、大統領選中にトルコ系団体の代理人として活動し、53万ドル(約6000万円)を受け取っていた疑惑も米メディアが報じている。トランプ氏陣営幹部だったフリン氏が、一方で外国の利益のために働いていたのではないかとの批判が強まっており、カミングス氏は書簡でロシアのほかトルコなど他の国とフリン氏との関係もトランプ氏らに尋ねている。

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