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「床下に運び刺した」容疑者、玄関で殴打

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東京都杉並区の 住宅床下で住人の 上田美恵子さん(62)の 遺体が見つかった事件で、 死体遺棄容疑で逮捕された元工務店社員、 青木啓之容疑者(52)が「罵声を浴びせられたため玄関で馬乗りになって何回も殴り、 床下に運んで包丁で刺した」 と供述していることが捜査関係者への 取材で分かった。 警視庁捜査1課は供述の 裏付けを進めている。
東京都杉並区の住宅床下で住人の上田美恵子さん(62)の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元工務店社員、青木啓之容疑者(52)が「罵声を浴びせられたため玄関で馬乗りになって何回も殴り、床下に運んで包丁で刺した」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は供述の裏付けを進めている。
捜査関係者によると、青木容疑者は今年1月11日午後、リフォーム契約について説明をするため、上田さん方を訪問。そこでサービスの一環として玄関ドアのストッパーを修理したがうまくいかなかったことなどでトラブルになり、馬乗りで暴行を加えたという。
上田さんは暴行を受けて意識を失ったとみられる。青木容疑者は近くにあった粘着テープで顔や手足を巻いたと供述。床下に運んだ後に包丁で刺した理由について「運ぶ時に上田さんが動いたため」と話しているという。【深津誠、春増翔太、山本佳孝】

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