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北朝鮮、長距離弾道ミサイル発射示唆 労働新聞が論評

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北朝鮮の 労働新聞(電子版)は3日付の 論評で、 「世界は遠からず、 宇宙開発分野で北朝鮮がどの ような重大な成果を収めるかをはっきりと見ることになる」 と予告し、 「衛星の 運搬」 を名目にした長距離弾道ミサイルの …
北朝鮮の労働新聞(電子版)は3日付の論評で、「世界は遠からず、宇宙開発分野で北朝鮮がどのような重大な成果を収めるかをはっきりと見ることになる」と予告し、「衛星の運搬」を名目にした長距離弾道ミサイルの発射が近いことを示唆した。
論評は「我々の宇宙開発活動は、定められた時間表に沿って確実に進められるだろう」とも伝え、弾道ミサイル開発を中断する考えがないことも強調した。
北朝鮮は昨年9月、推力80トンのエンジン燃焼実験に成功したと発表。韓国政府は、北朝鮮がこのエンジン4基を集束させた推力320トンのエンジンを開発したとみている。1~1・5トンの弾頭を米東海岸を含む射程1万3千キロ程度の範囲まで運ぶ能力がある。
一方、韓国国防省は3日、日米韓3カ国が日韓周辺の公海上で、同日から対潜水艦戦闘の合同演習を始めたと発表した。海上自衛隊の護衛艦「さわぎり」などが参加し、5日まで実施する。北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)開発などに対抗した。
日米は昨年12月、ソウルで開いた日米韓防衛実務者協議でこの演習を提案したが、韓国側が難色を示して実現が遅れていた。(ソウル=牧野愛博)

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