２４日の 東京金融市場は、 仏大統領選の 第１回投票で親欧州連合（ＥＵ）を掲げるマクロン候補が決選投票に進む見通しとなったことが好感され、 株高・ 円安が進んでいる。 日経平均株価は一時２９０円近く値上がりし、 …
２４日の東京金融市場は、仏大統領選の第１回投票で親欧州連合（ＥＵ）を掲げるマクロン候補が決選投票に進む見通しとなったことが好感され、株高・円安が進んでいる。日経平均株価は一時２９０円近く値上がりし、円相場も対ドルで一時１ドル＝１１０円台と約２週間ぶりの円安水準をつけた。 右翼政党のルペン氏に対し、マクロン氏は決選投票でも優位との見方が多く、市場では「反ＥＵ派の大統領誕生の可能性が低くなり、投資家に安心感が広がった」（大手証券）。日経平均の午前の終値は前週末より２４９円４９銭高い１万８８７０円２４銭。東京証券取引所第１部全体の値動きを示すＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は同１５・２４ポイント高い１５０３・８２。 外国為替市場でも投資家心理の改善を受け、「低リスク」とされる円を売ってドルやユーロを買う動きが強まった。対ユーロでは朝方に一時１ユーロ＝１２０円台と約１カ月ぶりの円安ユーロ高水準をつけた。午前１１時時点は対ドルが前週末２１日午後５時より８３銭円安ドル高の１ドル＝１１０円０３～０４銭。対ユーロは同２円２０銭円安ユーロ高の１ユーロ＝１１９円２７～２８銭。
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