大阪の 学校法人「森友学園」 が運営する幼稚園をめぐり、 大阪府は、 障害の ある子どもの 人数に応じて支給している補助金について、 交付に必要な書類が幼…
大阪の学校法人「森友学園」が運営する幼稚園をめぐり、大阪府は、障害のある子どもの人数に応じて支給している補助金について、交付に必要な書類が幼稚園に保管されていなかったことから、昨年度分を交付しないことを決めました。 大阪府は、府内の幼稚園を対象に障害のある子ども1人当たり最大で年間78万円の補助金を支給していますが、森友学園が運営する大阪・淀川区の「塚本幼稚園」をめぐっては、障害のある子どもの割合が高く不自然だという指摘が府議会で出ていました。 このため、先月31日に幼稚園に立ち入り調査を行ったところ、補助金の交付に必要な保護者の同意書が幼稚園に保管されていないことがわかり、大阪府は、昨年度・平成28年度分の補助金を交付しないことを決めました。 大阪府は、それ以前に交付した補助金についても問題がなかったか調査を行う方針です。 一方、大阪市によりますと、この幼稚園と、学園の前理事長の妻が園長を務める認可保育園の教職員名簿をつき合わせたところ、保育士が重複していて、兼任だった可能性のあることが明らかになり、大阪府は、常勤の教職員の人数に応じて支給している補助金の金額が適正だったかについて調査する方針です。 そのうえで、森友学園以外についても、複数の幼稚園や保育園を運営している法人などを対象に補助金の交付が適正だったか確認を進めることにしています。
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