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韓国大統領選 9日の投票前に最後の訴え

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韓国の 大統領選挙は、 9日に投票が行われます。 選挙戦最終日の 8日は、 主要な政党の 候補者たちが、 大規模な集会を開くなどして、 みずからへの 支持を最…
韓国の大統領選挙は、9日に投票が行われます。選挙戦最終日の8日は、主要な政党の候補者たちが、大規模な集会を開くなどして、みずからへの支持を最後まで訴えています。 韓国の大統領選挙は、パク・クネ(朴槿恵)前大統領が初めて罷免されたことを受け、7か月前倒しして実施されるもので、先月17日から本格的な選挙戦が繰り広げられてきました。 最新の世論調査では、支持率で、革新系の最大政党「共に民主党」のムン・ジェイン(文在寅)候補がリードし、中道系の「国民の党」のアン・チョルス(安哲秀)候補と、保守系の旧与党「自由韓国党」のホン・ジュンピョ(洪準杓)候補が追う展開となっています。 選挙戦最終日の8日、ムン氏は、韓国第2の都市、南部プサン(釜山)の繁華街で開かれた大規模集会で演説し、「私が大統領にならなければ、パク前大統領のもとで国政に介入した勢力が再び世の中を支配し、韓国は過去に戻るだけだ」と述べて、9年ぶりとなる政権交代の実現を呼びかけました。 さらに、「日本に対しても、慰安婦問題をめぐる日韓合意は間違っていると、堂々と伝える」として、日本政府に再交渉を求めていく立場を改めて強調しました。 一方、アン氏は、首都ソウルの中心部にある広場で演説し、「互いに憎しみ合う政治は、終わらせなければならない。私なら国民を統合する大統領になれる」と述べ、保守と革新の対立が続いてきた韓国の政治を変えるためには、中道系の大統領が必要だと訴えました。 また、ホン氏は、プサンの駅前で行った演説で、「かつての大統領が北の機嫌をうかがって、金を渡してきたがゆえに、北は今、有頂天になっている。ムン氏が大統領になれば同じことをするだろうが、私は北を放っておかない」と述べ、挑発を繰り返す北朝鮮に厳しく臨む唯一の候補だとアピールしました。 韓国大統領選挙の投票は、9日午前6時からおよそ1万4000か所の投票所で一斉に始まる予定です。

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