３０日の 東京外国為替市場は、 欧米の 株式市場での 株価の 下落を受けてドルやユーロを売って比較的、 安全な資産とされる円を買う動きが出て、 円相場は値…
３０日の東京外国為替市場は、欧米の株式市場での株価の下落を受けてドルやユーロを売って比較的、安全な資産とされる円を買う動きが出て、円相場は値上がりしました。 午後５時時点の円相場は、２９日と比べて４５銭、円高ドル安の１ドル＝１１２円５銭～７銭でした。 また、ユーロに対しては、２９日と比べて６９銭、円高ユーロ安の１ユーロ＝１２７円８６銭～９０銭でした。 ユーロはドルに対しては、１ユーロ＝１．１４１１～１３ドルでした。 市場関係者は「各国での株価下落をきっかけにリスクを避けようと、比較的、安全な資産とされる円を買う動きが優勢だった。市場にはアメリカ経済の先行きへの懸念も根強く、まずは日本時間の今夜、発表されるアメリカの物価や消費に関する指標の内容を見極めたいという投資家も多い」と話しています。
