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イラン 米への対抗措置でミサイル開発強化

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アメリカが、 イランの 弾道ミサイル開発に対して追加の 制裁を科したことを受けて、 イラン議会は13日、 対抗措置としてミサイル開発をさらに強化する予…
アメリカが、イランの弾道ミサイル開発に対して追加の制裁を科したことを受けて、イラン議会は13日、対抗措置としてミサイル開発をさらに強化する予算を承認し、アメリカをけん制しています。 イランは、自衛のためだとして、弾道ミサイル開発の発射実験を繰り返していて、これに対してアメリカのトランプ政権は、イランがICBM=大陸間弾道ミサイルの技術を獲得することを警戒し、追加の制裁措置を行うなど圧力を強めています。 これを受けて、イランでは対抗措置が検討されてきましたが、13日、議会は弾道ミサイルの開発や、ミサイル開発などを担う精鋭部隊「革命防衛隊」を強化する目的で、追加の予算として日本円でおよそ570億円を圧倒的多数で承認しました。 イラン議会のラリジャニ議長は「アメリカの冒険主義的な行動に対じするものであり、これはわれわれの最初の行動にすぎない」と演説し、アメリカをけん制したほか、議場からは「アメリカに死を」という掛け声がわき起こりました。 アメリカのトランプ政権は、イランが中東を不安定化させているとして圧力を強めていますが、イラン側はミサイル開発をさらに強化する姿勢を示した形で、両国の緊張が高まることも予想されます。

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