海上自衛隊で、 部内試験の 解答がLINE(ライン)で転送されて拡散し、 全国5隻の 護衛艦などに所属する11人の 隊員がカンニング行為を行ったことが28日、 海自への 取材で分かった。 転送には少なくとも十数人が関与したという。 海自第15護衛隊(青森県むつ市)に所属する
海上自衛隊で、部内試験の解答がLINE(ライン)で転送されて拡散し、全国5隻の護衛艦などに所属する11人の隊員がカンニング行為を行ったことが28日、海自への取材で分かった。転送には少なくとも十数人が関与したという。 海自第15護衛隊(青森県むつ市)に所属する50代の男性海曹長が、試験解答をスマートフォンのカメラで撮影し、元部下へLINEを使って送信。その後、転送が繰り返され、最終的にはメッセージを受け取るなどした11人がカンニングを行った。 海自は、海曹長を停職5日、カンニングを行った1~3等海曹11人を減給1カ月(15分の1)の懲戒処分とした。転送のみに関与した隊員については、処分内容を明らかにしていない。 海曹長は、部隊内で試験問題を取り扱う立場だった。「元部下の頼みを断れなかった。1人だけに教えるつもりだった」と話しているという。(2017/08/28-21: 25) 関連ニュース
【社会記事一覧へ】 【アクセスランキング】