財務省が8日発表した7月の 国際収支速報によると、 海外との モノ、 サービスの 取引や投資収益の 状況を示す経常収支の 黒字額は、 前年同月比19.6%増の 2兆3200億円となった。 黒字は37カ月連続で、 7月としては過去最大だった。 為替の 円安により、 企業が海外子会社から受
財務省が8日発表した7月の国際収支速報によると、海外とのモノ、サービスの取引や投資収益の状況を示す経常収支の黒字額は、前年同月比19.6%増の2兆3200億円となった。黒字は37カ月連続で、7月としては過去最大だった。為替の円安により、企業が海外子会社から受け取る配当や利子などを示す第1次所得収支が、26.8%増の2兆1470億円と大きく拡大したことが寄与した。 貿易黒字は5.7%減の5666億円。輸入額は、17.7%増の5兆8345億円。液化天然ガス(LNG)や石炭など資源価格の高騰が影響した。一方、輸出額は、アジアや米国向けを中心に自動車や船舶などが伸び、15.2%増の6兆4012億円。いずれもプラスだったが、輸入の伸びが輸出を上回った。(2017/09/08-11: 28) 関連ニュース
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