民進党は３０日、 党本部で両院議員総会を開き、 前原代表の 辞任を了承し、 ３１日の 両院総会で国会議員の 投票による代表選を実施することを決めた。 新代表として有力視されていた岡田克也・ 元代表は出馬しない意向で、 参院側から小川敏【政治】
民進党は３０日、党本部で両院議員総会を開き、前原代表の辞任を了承し、３１日の両院総会で国会議員の投票による代表選を実施することを決めた。 新代表として有力視されていた岡田克也・元代表は出馬しない意向で、参院側から小川敏夫参院議員会長と、大塚耕平・元厚生労働副大臣の名前が浮上している。 前原氏は総会で、「この総会をもって代表を辞任させていただく」と述べ、自身が主導した希望の党への合流が民進の分裂を招いたことや、衆院選で自民党に大勝を許したことを改めて陳謝した。 岡田氏は３０日夜、代表選について、都内で記者団に「参院から出るべきで、私は出馬する気持ちはない」と述べ、立候補を否定した。岡田氏は党籍は保持しているが、衆院選には無所属で当選した。このため、参院側から、「無所属で選挙を戦った議員は代表にはなじまない」（ベテラン）として、参院議員からの新代表選出を望む声が出ていた。
